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クリスチャン・マセ駐日フランス大使をお迎えし第113回FEC欧州研究会を開催

フランス 日欧文化経済委員会

2012年05月07日更新

オランド新政権の軸は「公正」と「若年者」

クリスチャン・マセ駐日フランス大使

クリスチャン・マセ駐日フランス大使

第113回欧州研究会開催風景

第113回欧州研究会開催風景

とき

平成24年(2012)5月7日(月)12時〜14時

ところ

帝国ホテル東京「鶴の間」

内容

FECは5月7日、クリスチャン・マセ駐日フランス大使を招き、「大統領選挙後の日本―フランス関係の現状と展望」をテーマに第113回欧州研究会を帝国ホテル東京で開催した。前日の仏大統領選で当選したオランド次期大統領は、財政健全化と経済成長の両立を目指すが、締結済みのEU新財政協定の再交渉を求める意向もあり、欧州債務問題の行方が注目される。開会に際して藤田弘道FEC日欧文化経済委員会委員長・凸版印刷(株)相談役が、「日仏関係は、通商、文化交流が多々行われており、原発協力の余地も大きい。昨日の大統領選挙結果を踏まえ、今後のフランス及びEUの行方、日仏関係の現状と展望について、豊富な知見に基づくマセ大使の見解を承りたい」と主催者挨拶。マセ大使は、今後の政治日程、オランド次期大統領の主張、EU関係、対日関係などにつき率直な見解を語った。講演後は、和食をともに成長戦略、財政赤字対策、知的財産権問題、移民対策など、活発な質疑・意見交換が行われた。研究会には、久米邦貞日欧文化経済委員会顧問・元駐ドイツ大使、渡邊五郎森ビル(株)特別顧問、渡部賢一野村ホールディングス(株)代表執行役グループCEO、山口範雄味の素(株)代表取締役会長、尾崎護矢崎総業(株)顧問、森元峯夫(株)エスイー代表取締役社長らのFEC役員、会員が出席した。

(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)

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