宮本雄二外務省顧問・前駐中国大使をお迎えし第81回FEC中国問題研究会を開催=FEC日中文化経済委員会
2011年04月26日更新
経済と安全保障の二重アプローチが必要
とき
平成23年(2011)4月26日(火)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「北京」
概要
平成23年4月26日(火)に宮本雄二外務省顧問・前駐中国大使を招き第81回FEC中国問題研究会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は4月26日、宮本雄二外務省顧問・前駐中国大使を招き、「日本は中国とどう向き合うか」をテーマに第81回FEC中国問題懇談会を帝国ホテル東京で開催した。宮本雄二講師は北京駐在3回を数える中国通の外交官で、2006年から2010年まで駐中国大使をつとめた。松澤建FEC理事長の開会挨拶に続き、宮本雄二講師より、直近4年間の駐中国大使の経験を振り返り、中国理解の仕方、中国経済の行方、共産党と軍の関係などを中心に、オフレコを交えながら率直な見解が述べられた。懇談会には、谷野作太郎日中文化経済委員会委員長代行・元駐中国大使、田代圓東ソー(株)相談役、渡邊五郎森ビル(株)特別顧問、武藤高義カルピス(株)相談役、田中宏(株)クレハ相談役、法亢堯次フジサンケイ・コミュニケーションズ インターナショナル代表取締役会長、伊藤直彦日本貨物鉄道(株)取締役顧問、武田邦靖AOCホールディングス(株)取締役会長、ハンスユーゲン・マルクス(学)南山学園理事長ら、多数のFEC役員、会員が出席した。講演後は、中華料理をともにして政治改革の見通し、日中ガス田問題、中台関係など、更にデリケートな話題について出席者と一問一答の懇談・意見交換が行われた。