興梠一郎神田外語大学外国語学部中国語学科教授をお迎えし第80回FEC中国問題研究会を開催=FEC日中文化経済委員会
2011年03月30日更新
中国―巨大国家を読み解く―をテーマに講演
とき
平成23年(2011)3月30日(水)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「北京」
概要
平成23年3月30日(水)に興梠一郎神田外語大学外国語学部中国語学科教授を講師に招き第80回FEC中国問題研究会を開催
内容
FEC日中文化経済委員会は3月30日、興梠一郎神田外語大学外国語学部中国語学科教授を招き、「中国―巨大国家を読み解く―」をテーマに第80回中国問題研究会を帝国ホテル東京で開催した。開会に際して、生田正治FEC日中文化経済委員会委員長・(株)商船三井最高顧問が、「中国のGDPは2020年代半ばには米国を抜き世界一となろう。国力に応じて軍事大国化するのが歴史から読み取れるが、中国の外交政策は大人の域に達していない。国力・軍事力と国家の形がミスマッチ状態の中国はどうなるか、本日の講演に期待したい」と主催者挨拶。懇談会には、齋藤宏日中文化経済委員会副委員長・(株)みずほコーポレート銀行特別顧問、田代圓東ソー(株)相談役、渡邊五郎森ビル(株)特別顧問、後藤舜吉チッソ(株)代表取締役会長、伊藤直彦日本貨物鉄道(株)取締役顧問、中嶋洋平日油(株)代表取締役会長、松尾邦彦国際石油開発帝石(株)相談役、武井宏(株)ボルテックスセイグン代表取締役社長、内山英世有限責任あずさ監査法人理事長ら、多数のFEC役員、会員が出席した。興梠講師は詳細な配付資料により、日中経済力比較、中国社会の深部、日中関係の課題、などを中心に講演を行った。講演後、中華料理をともにして出席者と一問一答の懇談・意見交換が活発に行われた。
(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)