遠藤和也・外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第一課長をお招きし第95回中国研究会
2017年04月13日更新
とき
平成29(2017)年3月22日(水) 14:00~16:00
ところ
如水会館3階 「けやきの間」
内容
FECは3月22日、外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第一課長の遠藤和也氏をお迎えし「今後の日中関係の展望」をテーマに第95回中国研究会を如水会館で開催した。世界2位と3位の経済大国である中国と日本。貿易面の相互依存度は高く、学術、文化交流など経済以外の分野の両国関係も拡大している。一方、政治面では中国の内政情勢を反映して、尖閣諸島の領有権問題や歴史認識問題がしばしば先鋭化し、日中間の緊張要因と指摘されてきた。冒頭、谷野作太郎・FEC日中文化経済委員会顧問が「遠藤課長は省内で様々な役職を経験しており、将来の外務省を背負う存在だ。これまでの経験を生かした日中関係の話を楽しみにしている。」と委員会代表あいさつ。遠藤課長は日中関係を中心に最新の中国情勢、米中・中韓関係、日中間の人的交流などについて講演を行った。 講演後は、日中関係の構築、米中間における日本の立場などの質疑が活発に行われた。