第11次FECアセアン経済事情等調査団がインドネシアでユスフ・カッラ副大統領、マレーシアではマハティール前首相はじめ両国の閣僚ら要人との会談など大きな成果を挙げる
2008年02月10日更新
FEC日アセアン文化経済委員会=稲森俊介社団法人アジア国際交流機構理事長を団長、斉藤邦彦FEC理事長を顧問に一行14名で編成
とき
平成20年(2008)2月10日(日)〜16日(土)・7日間
ところ
インドネシア(ジャカルタ)、マレーシア(クアラルンプール)
概要
第11次FECアセアン経済事情等調査団がインドネシア、マレーシア両国で大きな成果を挙げる
内容
今年が日本とインドネシアとの国交50周年を迎え、マレーシアとは昨年が国交50周年という両国とわが国との交流の節目に際して、FECは設立以来両国を含めたアセアンとの経済交流などを通じての関係強化をはかってきたことを受けて、改めて両国と日本との経済交流の促進のために両国政府首脳らとの意見交換を行うこと。併せてこの数年間の両国の経済発展状況の視察のため。
FEC関係団体の社団法人アジア国際交流機構(AIS)理事長の稲森俊介味の素(株)特別顧問を団長、斉藤邦彦FEC理事長を顧問、(株)クレハ会長の田中宏FEC副会長・AIS理事を副団長にFEC法人会員の企業代表者らにより編成の第11次FECアセアン経済事情等調査団一行14名は、インドネシアとマレーシアを訪問。両国の官民要人との会談を通じて各種課題などについて率直な意見交換を行ない、両国の経済関係の強化について懇談した。一行はアンワル駐日インドネシア大使とラジ駐日マレーシア大使の尽力もあって両国政府の異例ともいえる歓迎を受けた。ジャカルタではASEAN事務局にも訪問し事務局の次長と会い、日本とアセアンとの関係強化に向けての会談を行なうなど、同調査団は予想以上の成果を受けて終了した。ただ、2月13日にジャカルタからクアラルンプールに到着した日に首相によりマレーシア国会(下院)が解散となり総選挙モードに突入のため、確定していた副首相、外相、国際貿易相の3人との会談が中止となったことが惜しまれた。しかし、インドネシアでは新大統領はじめ各閣僚とマレーシアではマハティール前首相ら閣僚らとの面会が実現した。さらには海老原駐インドネシア大使、堀江駐マレーシア大使に公邸に招かれ夕食会に出席、現地事情の詳しい説明を受けた。
[団長] | 稲森俊介 | 味の素株式会社特別顧問・元会長 |
[副団長] | 田中 宏 | 株式会社クレハ取締役会長 |
[顧問] | 斉藤邦彦 | 民間外交推進協会(FEC)理事長・元駐米国大使 |
[団員] | 山田洋暉 | DIAMアセットマネジメント株式会社代表取締役副社長 |
坪倉弘明 | 信越化学工業株式会社顧問 | |
米澤泰治 | 米澤化学株式会社代表取締役社長 | |
江澤邦夫 | カルピス株式会社執行役員監査室長 | |
木村丈剛 | 旭海運株式会社専務取締役 | |
北田正夫 | 株式会社双日総合研究所副所長 | |
相澤善吾 | 東京電力株式会社執行役員火力部長 | |
鳥越靖司 | 株式会社日本航空インターナショナル執行役員 | |
向井直人 | ハウス食品株式会社海外事業部事業開発部長 | |
[事務局長] | 高橋勇幸 | 味の素株式会社人事部秘書グループ長と随行員1名 |
ダインASEAN事務次長と会談 ヒダヤット商工会議所会頭との懇談 |
ユスフ・カッラインドネシア副大統領との会談を終えたFECアセアン経済事情党調査団一行 |
プリモ外務省アジア太平洋総局長と面談 パンゲストゥ商業大臣との会談 |
プルノモ・エネルギー鉱物資源大臣との会談 |
海老原紳駐インドネシア大使主催の夕食会 |
イドリス工業大臣との会談 |
■マレーシア(クアラルンプール)
呉国際貿易産業副大臣との会談 |
堀江正彦駐マレーシア大使主催の夕食会 | マハティール前首相と稲森団長 |
アズミ・カリド天然資源環境大臣との会談 |
マハティール前首相との会談を終えての記念撮影にのぞむ一行 |
リム・ケンヤクエネルギー・水・通信大臣との会談 |